うさぎの不正咬合 原因・症状・治療法・予防法まとめ

 不正咬合の原因

見慣れない漢字ですが「不正咬合(ふせいこうごう」と読み、歯のわせが揃いでしくないことを言います(゚∀゚d)

不正咬合の原因としては先天性の場合と後天性の場合があります。

先天性

生まれながらにして備わっているものを意味します。

ロップイヤーなどに多く見られるのですが、下顎過長症(下あごの方が前に出ている状態)なために咬み合わせが悪く歯が伸びてしまいます(゚´Д`゚)

後天性

生まれた後に備わったものを意味します。

うさぎの歯は常生歯と言い、歯が一生伸び続けるので牧草などの繊維質で固い物を食べることによって歯を摩耗させないといけません(*´~`*)

でも、ペレットやおやつなどの柔らかい物ばかり食べていると歯が摩耗されずにどんどん伸び続けてしまいます。

食生活以外にも事故かじり癖が原因となり不正咬合になってしまう場合もあります。

高い所から落ちて歯が折れてしまったり、ケージなどの固い物を噛むことによって歯が折れたり、いびつな形に変形してしまいます。

感染症歯の老化が原因となる場合もあり、食べカスが付着することでなる歯髄炎や歯の老化による歯質または骨質の変化により不正咬合になってしまいます。゚(PД`q*)゚。

 主な症状

歯が伸びすぎてしまうと口を満足に閉じる事が出来なくなってしまうので食事がうまく取れません

そのため体重が減少してしまい衰弱していきます(⁺д⁺)

口が閉じないせいでよだれが垂れてしまい、そのよだれが体を汚し皮膚炎になる可能性もあります。

うさぎにとって大切な食糞行為もできないので栄養摂取ができずお尻も汚れてしまいます。

伸びすぎた歯が口の中で刺さってしまい出血する場合もありますし、歯で圧迫されることにより目やに涙目などの症状もでます。

ひどい場合は眼球が飛び出てしまうことも・・・

このように不正咬合になると様々な症状が現れます。一つでも該当する症状を発見した際は動物病院での診察、治療をオススメ致します(b゚д゚*)



 治療方法

伸び過ぎた歯は適正な長さに戻してあげないといけません。主な治療方法は切断研磨抜歯です。

ニッパーによる治療方法

簡単な切断方法はニッパーでバツン・バツンと切るだけです!麻酔をせずに短時間で処置が完了することもあり低価格で済みます(*゚∀゚*)

ですが、麻酔をしないがためにうさぎが抵抗して暴れてしまう事があります。

暴れてしまうと切断場所がずれたり、必要以上に力が入ってしまうことで歯の割れや神経、血管などの組織を傷つけてしまう可能性もあります。

また歯が伸びてくればこの処置の繰り返しとなるので歯のねじれの原因にもなってしまいます。

うさぎの意識がある状態での治療はストレス面も心配されますね(тωт`)

 

医療器具を使った治療方法

うさぎに麻酔をかけて切る、削るなどの治療をします。

抜歯も同様で麻酔後に歯を抜くだけです。

麻酔や器具を使うため費用は少々お高めですね。

でも、この治療方法ならばうさぎへの負担も少なくニッパーの時みたいに歯の割れやねじれの心配もないのできれいに処置できます(*¯︶¯*)

ただ、麻酔を投与することに対する安全性が心配されております。

というのも、手術をする際には麻酔をして気管チューブと呼ばれる管を口から突っ込んだあとに手術が開始されます

ですが、うさぎにはこの気管チューブが使えません!

うさぎの喉は非常に狭いためチューブを入れる時に誤って喉を傷つけてしまう可能性が高いそうです。

傷つき出血してしまうと更に状況が悪化してしまいます・・・そのため気管チューブを使いたくても使えないのです(-ω-;)

気管チューブの役割は酸素を送ることです。

麻酔の影響で呼吸が止まってしまった時にこの気管チューブが入っていることで命を繋ぎとめることができます。

命綱となるチューブを入れることができないうさぎにとって、麻酔を必要とする手術はリスクがあるため安全性が懸念されているのです(;´゚Д゚)

病院によっては前歯(切歯)の処置を麻酔なしでおこなうところもあるそうですが、奥歯(臼歯)の処置となると麻酔は必須となってしまいます。

 

切断、研磨、抜歯と様々な治療方法がありますが、どの治療方法も多かれ少なかれ必ずリスクを伴います。

ですが、リスクがあるからといって不正咬合をほっておくわけにはいきません!正咬合は命に関わる症状ですからね。

どの治療方法を選ぶのかは難しい選択になると思いますが、獣医さんからの説明をよく聞き後悔が残らないよう納得したうえで決断して下さいね。

【料金相場】

治療の場合

ニッパーによる治療の場合は1000円~2000円前後が相場となります。

手術の場合

切断手術の場合は麻酔料が2500円前後、処置料が1500円前後なので合計で3000円

~5000円前後が治療費の相場となります。

 

抜歯手術の場合は抜く本数で費用が変わるみたいですが、5万円前後が相場になると思います。病院によっては10万円なんて場合もあるらしいですが・・・

どの治療も病院により費用が異なってくるので事前に確認することが必要ですね。



 予防方法

リスクのある治療をしないためにも不正咬合にならないことが大切ですね。

日々の生活に気を付け不正咬合の予防に励みましょう(´ㅂ`)

食事による予防法

野菜やペレット、フルーツと様々な食料がありますが牧草中心の食事が理想的です。

特に一番刈の牧草がオススメですね。一番刈の牧草は繊維質が豊富で固い牧草なので歯の研磨に適しています(*´罒`*)

ただ、老化しているうさぎは繊維質の多い牧草を食べてくれないことがあります。

そんな時は2番刈、3番刈と牧草を変えて与えてみて下さい。

特に3番刈の牧草は柔らかくて食べやすいので喜んで食べてくれるかもしれませんよ。

不正咬合を予防するのにもっとも重要なポイントと言っても過言ではないので必ず与えて下さいね(•̀ω•)و*

 

生活面による予防法

ケージを噛む行為は歯の噛み合わせを悪くさせてしまうので禁止行為です。

辞めさせるためにはケージを噛まないようにをしないといけません( •̀∀•́ )✧

かじり癖を軽減させるアドバイスを書いていますので下記記事を参考にして下さい。

かじり木の用途と効果←勘違いされやすいです!

転倒落下による「事故」も気を付けなければいけません。

特に立った状態での抱っこ はとても危険です!!

基本的にうさぎは抱っこが嫌いなので、無理に抱っこしようとすると強靭な脚力で飼い主の腕を蹴飛ばして腕から飛び出していきます(-`へ´) 

飛び出して逃げるだけならいいのですが、うさぎは猫みたいにうまく着地ができないので暴れながらそのまま地面に落っこちてしまいます。

その際に歯をぶつけて欠けてしまったり折れてしまうのです。

ひどい場合は骨折や下半身不随になる危険性もあるので立ったままの抱っこは絶対にしないで下さいね(p´⌒`q)

ケージ内でも同様に高さのあるレイアウトをすると大変危険です。

私も以前までは空中トンネルを使っていたのですが、その危険性を知ってから即撤去いたしました。

空中トンネルやロフトを使っている方、使用をご検討中の方は一度目を通していただければと思います(o_ _)

空中に潜む危険!空きスペースの活用は安心安全を第一に

残念ながら先天的な遺伝の場合は予防することができません。

定期的に検診をして、症状がひどくなる前に獣医さんに治療をしてもらうなどの対応をしていかないといけませんね。

 本日のおさらい

【うさぎの不正咬合 原因・症状・治療法・予防法まとめ】はいかがでしたか?

一生歯が伸び続けていくうさぎにとって不正咬合は切っても切れない因縁の症状です。

日常のちょっとした変化が不正咬合のサインかもしれません!見逃さないように注意深く見てないといけませんね。

処置をするとなれば治療、麻酔、手術とどれもうさぎの体に負担とストレスを与えるものばかり・・・命を落としてしまう可能性だってあります。

最悪な結末を迎えないためにも、食事の見直し生活環境の見直し接し方の見直しなど心当たりがあるものから改善していきましょう!

大切な家族を不正咬合から守れるのは飼い主であるあなただけですよ٩()۶

 お願いとご案内

【お願い】

名称に関しましては、獣医学的な分類はされていませんので獣医師さんによって呼び名が異なることがあります。

診察料や手術費用に関しましても病院により金額が異なる可能性がございますのでご了承ください(⁺д⁺)

 

【ご案内1】

なお、当ブログの固定ページに≪病気辞典≫を作りました。

(携帯だとブログの一番右上にある←この記号をタッチすると固定ページが見れます)

今後、病気に関する記事を一覧としてまとめていきますので、他に気になる病気がございましたら覗いてみてください(*¯︶¯*)

【ご案内2】

動物の医療費はとても高額です。あまりにも高額な医療費に驚愕してしまい手術を断念する方も少なくありません・・・とても悲しい決断ですよね。

でも、そうならないためにペット保険が存在します!!

資料請求は無料ですので、まずはペット保険を知ることからスタートしてみましょう。

それにしても、うさぎに対応している保険会社が2~3社しかないことに驚きでした!!犬や猫はたくさんあるんですけどね・・・

うさぎもまだまだ頑張らないといけませんね(•̀ω•)و* 

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